宛先違いのメールが届く(その2)2006/01/19 10:17

こんにちは、アサ子です。

前回の「宛先違いのメールが届く」の対処方法ですが、そのまま使うとメーリングリストなどを利用している場合、そのメールが届かなくなります。その場合は、そのメーリングリストのメールアドレスをスパムブロックサービスで「許可設定」します。

許可設定は拒否設定より優先しますから、他の拒否条件と一致部分が多いメールでも、そのメーリングリストからのメールは受信ができます。

宛先違いのメールが届く2006/01/10 11:14

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

最近の迷惑メールで、宛名が受取人とは違うメールアドレスになっている、というものがあります。これはBCC(Blind Carbon Copy)機能を使っているために起きる現象です。これは、本来、宛先以外にメールの写しを宛先の人に知らせずに送りたい場合などに使われる機能ですが、残念ながら悪用されることも多いようです。

ASAHIネットのスパムブロックサービスでは、この手のメールを防ぐように設 定する事も可能です。

  1. ASAHIネットの「スパムブロックサービス」にアクセスします。
  2. 「マイフィルタ」の「拒否設定をする」を選びます。
  3. 「メールの件名、本文、ヘッダで拒否する」を選びます。
  4. 「メールヘッダ」を選びます。
  5. 「拒否するメールヘッダの条件」で「To」を選びます。
  6. 「ヘッダ名の直接入力」と表示されていた欄が「To」になります。
  7. 下段の入力欄にご自分がASAHIネットで利用しているメールアドレスを入力します。
  8. 「------」の欄の右をクリックして「含まない(Dose not Contains)」を 選びます。
  9. 「追加」をクリックします。
上記の方法で、自分宛以外のメールアドレスのメールは受信が除外できます。
お試しください。

迷惑メールやウィルスメールのお話2005/10/27 13:47

迷惑メールがネットワーク上で飛び交っています。差出人が自分のメールアドレスという場合もあります。ただ、差出人の部分は、相手が勝手にメールソフト上などで書き換える事ができるものです。
実際に送られてきたメールの発信地は、ASAHIネットに到着したものの場合は、ヘッダという所に記載されています。具体的には、 X-IP という欄に記載されているIPアドレスが、メールを発信した場所、あるいはASAHIネットに送付する際に使われた踏み台となります。

メールのヘッダ情報を確認するには、Windows付属のOutlookExpressならば以下のようにします。

  1. OutlookExpressを起動します。
  2. 目的のメールを一覧からマウスの右ボタンでクリックし、開いたサイドメ ニューから「プロパティ」を選びます。
  3. 表示されたメールのプロパティ画面で「詳細」タブを選びます。
  4. 「このメッセージのインターネットヘッダー」の部分でX-IPという文字を探 し、その後に記載されているIPアドレス (202.224.32.1などの0から255までの数字が4桁並んでいるもの)を、メモしてください。

Macintoshに標準で添付する Mail の場合、以下の手順となります。

  1. Mailを起動します。
  2. 目的のメールを選び、表示させた状態で「表示」メニューから「メッセー ジ」→「すべてのヘッダ」と選びます。
  3. 画面に英文が表示されますので、X-ipを探し、その後に記載されているIPアドレス(202.224.32.1などの0から255 までの数字が4桁並んでいるもの)を、メモしてください。

このIPアドレスが発信元と推定できます。日本国内の場合、友人や知人のパソコンがウィルスに感染したりして、あなたにメールを送付している場合が皆無とは思えません。

発信元の組織はwhoisサービスで特定できます。JPNIC(http://www.nic.ad.jp/)の whoisというサービスで、そのIPアドレスが日本国内のものかどうかが検索できます。上記URLにアクセスし「■IPアドレス関連情報のWHOISによる検索(JPNIC提供)」の欄に、メモしていたIPアドレスを入力して日本国内の組織からのものか、海外からのものかを確認します。

もし迷惑メールの発信元が海外のIPアドレスで、知っている発信者名の相手でも「そのような所からはメールの発信は行わないと推測できる」場合には、次の方法でASAHIネットのスパムブロックサービスの設定を行います。

  1. ASAHIネットの「スパムブロックサービス」にアクセスします。
  2. 「マイフィルタ」の「拒否設定をする」を選びます。
  3. 「メールの件名、本文、ヘッダで拒否する」を選びます。
  4. 「メールヘッダ」を選びます。
  5. 「拒否するメールヘッダの条件」で「直接入力」を選びます。
  6. 「ヘッダ名の直接入力」と表示されていた欄が空白になりますので、そこにキーボードから X-IP と入力します。
  7. メモしていたIPアドレスを「直接入力」の下の欄にキーボードから入力します。
  8. 「------」の欄の右をクリックして「含む(Contains)」を選びます。
  9. 「追加」をクリックします。

相手のIPアドレスが海外であり、例えば80.などで始まるような場合、80.だけを入力し、「含む(Contains)」の代わりに「から始まる(Starts with)」を選 択すると、より効果的にブロックができます。

同様に、先頭の桁数のうちいくつかが同じような発信元の場合、「から始まる(Starts with)」を利用すると効果的です。